壊れたお花の直し方
お花が壊れてしまった!!
プリザーブドフラワーはとっても壊れやすいから、キット作成時のお花の破損は、必ず起こること。まずは慌てずに!必ず壊れたことが分からなくなるくらいきれいに修復できます。
開花処理の仕方
開花処理をする前のバラ… もちろんこのままでもキレイですが、開花処理を施して、このバラの違った魅力を引き出してみましょう。 まず“ピンセット”と“コットン”を用意してくださいね♪ ミニバラや、カップ咲のバラは開花処理できません。 中輪以上のバラで行います。 また、ワイヤリングとテーピングを終わらせてから開花処理を行うと、手で持ちやすく、やりやすいと思います。開花処理を施した花は、テーブルなどに、置くと形が崩れてしまうこともあるので、ワイヤリングしておけば、コップなどに立てて置けるので安心です♪ |
コットンを丸めて、ピンセットでつまみます。 一度に使うコットンの量が多すぎると、花びらを壊してしまうことも… 逆に少なすぎると、お花をうまく開かせることが出来ません。 花びらと花びらの隙間にピンセットでコットンを詰めて、開花させていきます。 1番外側の花びらは、取れやすいので、外側から2枚目の花びらと、3枚目の花びらの間から始めます。 ピンセットの先で花びらを傷つけたり、力を入れすぎて花びらを落としてしまわないように慎重にピンセットでコットンを花びらの間に差し込んで行きます。 |
バラの花びらの付け根にコットンを詰め込むのですが、コツとしては、ピンセットの先でつまんでいたコットンを、そのまま奥まで入れて置いてくる… というよりは、途中でつまんでいたコットンを離して、ピンセットの先で、バラの花びらの付け根に突き込む…といった感覚です。 なんとなく、コットンがポケットに入る…収まる場所に収まる…感覚が掴めたらマスターできた証拠♪ 最初は難しいでしょうが、ゆっくりと挑戦してみましょう。 ただムリはしないように!! お花の状態によっては開花処理が難しい場合もあります。 花びらが取れそう…って感じがした時はあきらめましょう。 |
一枚ずつ開花させながら、外側の花びらから、内側へと進めていきます。 完全に真ん中の花びらまで開花処理はできません。 これ以上やったら花びらに傷をつけてしまうかも…と思ったらそこでやめましょう。 |
開花処理が終わりました♪ お花の状態や、そのお花が持っている生まれつきの形によっては、ここまで満開に出来ない場合もあります。 開花処理はそのお花の持っている美しさを引き出してやること… その開花処理でせっかくのお花を傷付けたり、壊してしまってはイミがありませんよね? 最後に1つアドバイスがあるとすれば、お花はどんな状態でも美しいもの…蕾には蕾の美しさがあるのです。開花処理が無理かも…と思ったら、そのままアレンジメントしてもお花の美しさに変わりは無いのです。 |
どうですか?うまく出来ましたか?
もし花びらを落としてしまった時は、花びらの付け根に少しだけ木工用ボンドを付けて貼り付けます。時間をかけてゆっくり乾かしてから(24時間は置くと良いです)次の作業に入りましょう。
開花処理も、お花を挿す作業も、プリザーブドフラワーのコツは慌てないコト!!
一つ一つの作業に時間をかけて丁寧に仕上げていきましょう…生花と違って時間をかけても、花材が痛むことはないんですから♪
気楽に…でも集中して作業しましょう♪